仕事や一日の用事を終えて、ようやく自分の時間になる夜。
私はこの時間に小説を書いたり、本を読んだり、塗り絵をしたり、インクで色見本を作ったりしています。
「創作時間」というと、机に向かって集中して作品を作る時間を想像するかもしれません。
でも、私にとって夜の創作時間は必ずしも「何かを完成させる時間」ではありません。
一日の終わりに好きなものに触れて、自分のペースを取り戻す時間。
今回はそんな私の「夜の創作時間」の過ごし方について書いてみようと思います。
夜の創作時間にしていること
私が夜にしていることは、その日によって違います。
夢創作や小説を書く
もちろん、一番大きな創作の一つが夢創作です。
続きを書く日もあれば、書きたい場面だけをメモする日もあります。
頭の中に浮かんだ場面を文章にしてみたり、キャラクターについて考えてみたり。
反対にどうしても文章が出てこない日には、無理に書かないこともあります。
「今日は一文字も書けなかった」と考えるより、
「今日は次に書きたい場面を考えられた」と思えた方が次の日に創作へ戻りやすいからです。
読書をする
創作をしたいけれど、今日は文章を書く気力がない。
そんな日は、本を読むこともあります。
小説を読んでいると、物語そのものを楽しめるだけでなく、
「この表現が好きだな」
「この場面の描写が印象に残った」
「この人物の感情の動かし方が面白い」
と、創作のヒントになることもあります。
最近は読書ノートを作っているので、気になったところをメモしておくこともあります。
読書は「創作のための勉強」というより、まずは自分が物語を楽しむための時間。
その中で自然に何かを受け取れたらそれで十分だと思っています。
塗り絵や絵を描く
文章を書く気分ではないけれど、何か手を動かしたい。
そんな夜には塗り絵をすることもあります。
色鉛筆や透明水彩を使って、少しずつ色を重ねていく。
一度に完成させようとせず、その日の気分で数十分だけ進めることもあります。
絵を描くことも同じです。
「今日は人体練習をしよう」と思う日もあれば、モチーフを描いて終わる日もあります。
文章とは違う方法で創作に触れられるので、気分転換にもなっています。
インクやノートを楽しむ
インクの色見本を作ったり、ノートに文字を書いたりするのも私にとっては夜の創作時間です。
新しいインクを試してみたり、好きな色を並べてみたり。
何か作品を作っているわけでなくても「この色が好きだな」と感じながら手を動かしている時間は楽しいものです。
創作というと「作品を作ること」に目が向きがちですが、道具に触れる時間も創作の一部なのかもしれません。
疲れている日は、創作の量を減らす
仕事から帰ってきた夜は、いつでも元気に創作できるわけではありません。
疲れている日に、
「今日も小説を書かなきゃ」
「毎日絵の練習をしなきゃ」
と頑張り過ぎると、好きで始めた創作が負担になってしまいます。
だから私は、その日の自分の状態に合わせてすることを変えるようにしています。
例えば
・元気がある日→小説を書く
・少し疲れている日→読書をする
・文章を書く気分ではない日→塗り絵をする
・のんびりしたい日→インクやノートを楽しむ
・とても疲れている日→何もしないで寝る
こんな感じです。
「創作するか、しないか」の二択にしてしまうのではなく、創作の負荷を変えてみる。
それだけでも、ずいぶん気楽になります。
「創作できなかった日」も失敗ではない
以前は文章を書けなかった日があると、「今日は何もできなかったなあ」と思うこともありました。
でも今は、少し考え方が変わりました。
本を読んだ。
キャラクターのことを考えた。
書きたい場面をメモした。
塗り絵を少し進めた。
インクの色見本を作った。
次に書きたいものを考えた。
こういう時間も創作につながっていると思うからです。
創作には「作る時間」だけでなく、「蓄える時間」もあります。
物語を読んだり、絵を見たり、街を歩いたり、誰かの言葉に心を動かされたり。
そうやって日々の中で受け取ったものが、いつか自分の作品の中に出てくることがあります。
だから、何も作れなかった夜があってもそれを失敗にしなくてもいい。
そう思えるようになりました。
私の創作時間
私の夜は、毎日同じように過ごしているわけではありません。
仕事から帰ってきて、食事やお風呂などを済ませる。
すこし休んでから、「今日は何がしたいかな」と考える。
そしてその日の気分に合わせて創作を選びます。
小説を書く日もあれば、読書をする日もある。
塗り絵をする日もある。
インクを眺めながらノートを書く日もある。
何もせずに眠る日もあります。
大切なのは、毎日同じことをすることではなく、
「また明日も創作したい」と思えるくらいのところで終えること。
無理をして嫌になってしまうより、少し物足りないくらいで終わった方が次の日にまた机へ向かいたくなることもあります。
夜の創作時間を支えてくれるもの
そんな時間を過ごすために、私の机の周りにはいろいろな「創作のおとも」があります。
お気に入りのノート。
書き心地の好きなペン。
色を眺めるだけでも楽しいインク。
透明水彩や色鉛筆。
塗りかけの塗り絵。
そしてその日に読んでいる本。
どれも特別なものではありません。
でも、自分が「これを使いたい」と思える道具が手元にあると、自然と机に向かいやすくなります。
創作を続けるためには技術や時間だけでなく、
「創作したくなる環境」を作っておくことも大切なのかもしれません。
夜の創作時間は、自分に戻る時間
夜の創作時間について考えてみると、私は「たくさん作品を作ること」だけを目的にしているのではないのだと思います。
仕事をして、一日を過ごして。
その後に少しだけ自分の好きなものに触れる。
物語を書く。
本を読む。
色を塗る。
文字を書く。
そんな小さな時間が、一日の中にあるだけで少し気持ちが落ち着きます。
毎日たくさん創作できなくてもいい。
作品が完成しない日があってもいい。
今日は少しだけ書く。
今日は一ページだけ塗る。
今日は本を数ページだけ読む。
そんな小さな積み重ねでも、創作を続けていくことはできます。
私にとっての夜の創作時間は、
「何かを生み出すためだけの時間」ではなく「好きなもののところへ戻ってくる時間」
これからも無理をし過ぎず、その日の自分に合った方法で、夜の創作を楽しんでいきたいと思っています。


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